淳也のホームページ(トップ)鉄道旅行コーナー(トップページへ)海外旅行コーナー(トップ)
 エミレーツ航空 ドバイ経由 チュニジア旅行記
4日目 チュニジア南部の町 トズール サハラ砂漠編
 


   1日目-2日目-3日目-4日目-5日目-6日目-7日目-8日目-9日目(1)-9日目(2)-10日目-11日目

 ■朝食と地理関係のおさらい



チュニジアの位置についてちょっと確認です、googleさんから拝借しましたがご覧のように北アフリカ=ヨーロッパのの対岸ってみた方がピンとくる感じです。

実際に地中海を挟んだフランス(パリ、ニース)、イタリア(ローマ)にバンバン飛行機が飛んでいます。それも1時間〜2時間のショートフライト。そういう意味でチュニスを含む地中海側はヨーロッパに近い雰囲気があります。



そんな北部のチュニスから熱帯夜の深夜バスで南のトズールにやってきましたが、逆にこちらは私が昨年尋ねたオマーンのようなこてこてのイスラムワールドでした。



前日2時半チェックインだった割には意外に目が覚めたので下にいくとお皿が並んでいて自分を見るとホテルのおじさんがテキパキ準備してくれました。



アットホームな雰囲気ですよね。







ごく普通なんですが昨日のドタバタがあった分、落ち着いた朝を迎えることができたこともあってホッとしたんですよねw



食後は小道具も用意してきたので、それを装備して街に出ましょう。




■チュニジア トズール メディナ その1



トズールの街に出てみました、前日のチュニスやシディ・ブ・サイドとは全然違う世界が広がっています。



外国人はまったくいなく、必然と自分が目立ってしまいます。「japon」「ニーハオ」いろいろな言葉をかけられます。







デザートローズ、いたるところで売っていました。



市場は日常生活を見ることができるので楽しいところ、さっそく入ってみましょう。



いきなり、これw



日曜日ということであんまり盛り上がっていませんでした・・・・



魚介類のコーナーは結構賑わっていました。



南部なんで海岸部から運ばれてきたんでしょうか。



トズールの街歩き、もうちょい続きます。


■チュニジア トズール メディナ その2 



イスラムの街に欠かせないのがメディナ(旧市街)そしてスーク(市場)



どこのメディナも迷路みたいになっているんですが、この地図のアバウトさは・・・







のちに尋ねる北部や中部の街のメディナとは全然違います。



一見観光地用に保存されているエリアと思いきや普通の生活がここにあります。(というか観光客にここでは誰ともあわなかったんですがw)



ちょっとドアが開いているので覗いてみると暗闇の中におばあちゃんがいて、「すいません!」みたいなことも何度か。











えらいところに猫がギャーギャー泣いているので、



地元の青年が助けに行ったら逃げられてたw







ご覧のようにお土産屋さんもあるんですが、なんせ観光客がいなくて。。。。







お昼は近くのケバブ屋で。



相変わらず悲惨な指さしコミニケーションでなんとか自分好みのケバブを作ってもらいました。


■チュニジア トズール 大誤算の土砂降り



午後からは宿の主人に相談してアレンジしてもらった車でタメルザの山岳地帯に行くことに。



(こちらほかのサイトからの借用)ガイドブックや旅行記で見るになかなかの景観が拝めるということで期待していたんですが。



しかし午前中から雨が降っていたのでなんか嫌な予感がしていたのですが、午後になってその雨は強さを増し土砂降り。



運ちゃんが逆側からやってきた車に何やら話して、そのあと自分に「タメルザは大雨で道がぬかるんで進めないので無理」と・・・・ さすがにがっくりしましたね、よりによって南部の砂漠エリアで雨に食らうとは。(泣)

ちなみにこの道と並んでシェット・エル・ジェリドという塩湖が広がっていました。写真は撮り損なってしまいましたが結構幻想的だった。



中心部に戻ってくるとこのざま、雨なんてたいして降らないから排水対策なんてロクにやってないんでしょうね。ドライバー兼ガイドのおっちゃんと話、コースを変更してサハラ砂漠に早くも突入です。


■チュニジア南部 サハラ砂漠 入り口 その1 ラクダ軍団との遭遇



砂漠ってドバイでドリフトしたような砂丘をイメージしますが、実際ほとんどの部分て写真のような荒野なんですよね。



ここで止めてもらったのは。



ラクダの群れを発見したから



野生のラクダを見たのは何気に初めてだったりします。



さらに広大な大地を進むと



進路先にまたしてもラクダの集団が・・・・







ここら辺からタメルザにいけなかったことによるテンションダウンから回復して興奮してきましたw



で砂漠が広がるある場所にやってきました、ここにはある有名な映画の撮影スポットがあるのです。(続く・・・)


■チュニジア南部 サハラ砂漠 入り口 その2 オング・エル・ジュメル



この安っぽいwセットは、実はあのスターウォーズの撮影セット。



ガイドブックをみて、南部にスターウォーズのセットがあるとは聞いていたけど、映画全然みてないから来る予定はなかったですが。。。。。



映画のファンにとっては聖地だそうですw







けど自分はそれより、この広大なサハラ砂漠に感動していました。(まあここら辺は南部の先っぽなんでもっと奥の方がすごいとは思いおます。)



ドバイと違うのは、ほかのジープとまったくあわずにこの広大な大地を独占できることでしょうか。







本当は翌日より南に行きドゥーズという街からサハラ砂漠で1泊しようと思ったんですが、ここで砂漠に出会い満足しちゃいました。これによってスケジュール変更しようか迷いはじめます。。。


■チュニジア南部 サハラ砂漠 入り口 その3 ネフタ〜南部の観光の現状



戻る最中にラクダ軍団に遭遇、人がいないのにこの統率具合に感心しました。



帰りにネフタという街によりました、ハビブ・ブルキバ元大統領(昨年革命で追放された大統領の一代前)が毎年リゾートに使っていた場所でその時代は栄えたようです。

さて写真は、単なる池に見えますが、砂漠においては「オアシス」と呼ばれ大事な池だったりします。



この後えらい僻地を走るなと思ったら、



デーツの実がなっている原生林に。運ちゃん、いくつかの実を取って生で食べ始めて自分も渡されたんですが、ビビって食えなかった・・・



何度か給油をしましたが、おそらくunofficialな石油販売かと思います。まあお隣の国リビアは石油の一大生産地ですしいろいろあるのでしょう。



トズールに戻る途中、運ちゃんはno touristと嘆いていました。
確かに観光客が本当にトズールにはいない、滞在中欧米の観光客を1組見ただけでアジア系の人は全く見ませんでした。オフピークシーズンとはいえやはり昨年の革命以来南部に旅行をするのを避ける人が増えているのかもしれません。



トズールに3時間のドライブを経て戻ってきましたが、晴れ渡っていました。
雨によってスケジュールが狂ったこともありもやもや感が残っていましたが、旅にアクシデントはつきもの前に進んでいくしかありません。


■チュニジア トズール ディナー LE MINARET



チュニジアに入ってからケバブしか食べておらず、しっかりしたものを食べようとこちらのレストランに。



開店間もないこともあり誰もいなかった・・・・



なかなかいい雰囲気のお店じゃないですか!







フランスが宗主国だったこともあり、メニューにもそれが色濃く反映されており、フランスパンとオリーブは毎回セットでした。



チュニジアンサラダ、すべての野菜をサイコロ状にするのが特徴だそうです。



ラクダのステーキ、ぶっちゃけメニューもろくにわからなかったこともあり、おいしくガブガブ食べていましたよw



湖沼と塩が入った容器、味が薄かったのでかけまくってしまいました。



そしてチュニジアスイーツ、メニューを頼んだ時何が出てくるのか想像できませんでしたが、和菓子みたいですよね。



宿に戻るとその隣では道に椅子やテーブルを出してそこに料理を置いて盛り上がっていました。



部屋に戻って、まだ決断できていませんでした。中部に戻るか、南部にもっと突っ込んでサハラ砂漠堪能するか。結局翌朝の出発直前にそれを決めました・・・・

ドバイ経由チュニジア旅行、5日目に続く




■ご意見・ご感想・投稿をお待ちしております。 

当サイトでは、基本的に管理人が自分で行ったり、見たり、買ったりでページを制作していますが、やはりデータ的に限られた点も多くあります。

そこで実際にご利用した際の感想、さらにはこんな写真を撮ったよというのがあれば是非ご連絡いただければ幸いです。(その際に、当サイトで利用していいかどうかもお書き添えいただけるとうれしいです。)

ご連絡先はこちらまで。