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東海道新幹線 のぞみ500系乗車記 新大阪〜東京


■はじめに



兵庫に2年半転勤していた私でしたが、じつはケチってそれほど新幹線に乗っていませんでした。
乗っても「ぷらっとこだま」とか当時金券屋で売られていた「ひかり号」の指定とかで「のぞみ」を使ってはいませんでしたが、この500系には注目していました。

もともとはJR西日本が開発した新幹線ですが、当時は博多〜東京を直通でむすぶようになったこともありJR東海エリアでも使うことが出来ました。 ※この記事は500系がまだ東京と博多をのぞみとして走っていたころに作ったものになります。




■新大阪駅からいざ乗車



日曜日の夕方16時30分。
ちょうど東京駅にこの時間帯に出ると19時から20時台につくこともあり、新大阪駅はかなりの人ごみになっていました。



そうした中で3分差で走っている700系のぞみに遅れて、500系車両のぞみ61号 東京行きがはいってきました。



私以外にも500系を狙っている方もいるらしく、入線とともに車体に向かってカメラのフラッシュが光りました。



ちょっと話はそれるんですが、500系の人気はいまだに絶大です!



鉄道専門誌で読者による鉄道車両人気投票がおこなわれましたが、2007年度の投票でもダントツ1位とのこと。



ヨーロッパにもユーロスターやタリスなどのハイセンスな特急車両が多いですが、私も500系はこれらの車両に決して負けないデザインだと思います。


■500系新幹線の車内



のぞみ500系はあくまでも鑑賞するもので、乗り心地は微妙と言うコメントを何度か聞いたことがあります。
実はこの快適なじゃないことが東海道新幹線ののぞみから撤退する一要因になったようです。

ただ山陽新幹線は、カーブが多いのできついと言った話がありますが、東海道新幹線区間はそれほどストレスを感じることがありませんでした。


■京都駅に到着



新大阪駅と同様に多くの乗客が乗ってくるのが京都駅です。
特に休日最終日ということでおみやげを抱えて乗ってくる人が本当に多かったです。

新大阪駅〜京都駅間は若干遅めに走っていた新幹線も京都駅を出るといよいよスピードが上がっていきます。


■名古屋駅に到着



この500系の運用は博多駅〜東京駅となります。その間では乗ったり、降りたりのドラマが繰り返されます。

私の隣にいた老夫婦は博多駅から乗り込んでいたらしいですが、名古屋駅で降りてきました。(乗車券をちらっと見たんですが)



そしてそのあいた席には、名古屋駅からはしっかり子供2人をつれたお母さんが、その席にやってきて新横浜駅まで乗車しており、効率のいい座席運用がされているなと感心しました。


■東京駅到着



関東地区では新横浜・品川とこまめに停車していきました。
そのため東京駅につく頃にはピークの2/3程度にまで乗客は減ったかと思います。



それでも東京駅に着くと、私と同じように考えていた乗客は先頭に移って写真を撮り続けていました。(笑)




■のぞみ500系東海道から引退・・・・・

世界最速は居住性不評、500系「東海道」から引退へ

世界最速300キロを誇る東海道・山陽新幹線の500系が、来夏の新型車両N700系の投入を境に東海道区間から引退する。
1997年のデビュー以来、「高速化追求のあまり、居住性を犠牲にした」と批判され続けてきた。
今、新幹線には快適性も強く求められ、技術の粋を集めた名車も、時代に逆らえなくなった。
15メートルもある飛行機のような先頭形状、ウナギのようなかつてない斬新な車体が話題になった。97年8月、「世界最速の列車」としてギネスブックに載った。
スマートな先頭の形を維持するため、最前、最後部の乗降扉を犠牲にした。
丸い断面の車体は「窓際席で圧迫感を感じる」と、不評を買った。 N700系の車体傾斜システムで可能になる東海道区間の曲線270キロ通過に対応できないのも、引退を強いられる理由の一つだ。

JR西日本は07年度末までにN700系を8編成製造し、順次、9編成保有する500系と交代させる。
JR西日本が用意する「第二の人生」は、「300キロひかり」構想で、8両編成の「ひかりレールスター」並みに短くして使う案が浮上している。 (2006年8月31日14時51分 読売新聞)


■500系山陽新幹線ののぞみになるようです・・・・

JR西日本は、新型新幹線車両N700系の登場に伴い、のぞみ用の新幹線500系を16両編成から8両編成にした上で、 新大阪〜博多間の山陽区間限定の「こだま」として使用することを20日までに決めた。

近く車両の改造を始め、500系こだまは2008年中に投入される予定。 現在も山陽区間だけで運転している初代新幹線の0系は、入れ替わりに営業運転から退いていく。 細長く流線形の先頭形状や円筒形の胴体など、旅客機を連想させる500系は1997年3月にデビュー。

最高速度300キロは当時世界最速で、ギネスブックにも記載される一方、 (1)座席数が700系など東海道新幹線のほかの車両と異なる (2)先頭車両の運転席側に旅客用ドアがない−など、運用上の欠点があった。 東京から新大阪間の東海道新幹線はすべて16両だが、乗客の少ない山陽区間では 非効率なことから8両にし、余分の中間車両は廃車となる。 JR西などによると、のぞみから2段階の“格下げ”になるのは、山陽区間の「ひかり」には 4列のゆったりした指定席が人気の「ひかりレールスター」用700系(8両編成)が既にあるため。

九州新幹線鹿児島ルートが開通する11年には、九州新幹線との直通運転に対応した新車両が 大量投入されることからレールスター用700系もこだまになる見通し。 JR西が開発した500系は当初、山陽区間だけで運転していたが、97年11月に東海道区間への乗り入れを開始。 N700系が今年7月にデビューするまでは、東京〜博多間を最短時間で結んでいた。

2007年の記事

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