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ムーンライトながら〜乗車ガイド〜
 


■東海道本線夜行電車とは…(自分にとって)




学生のとき、ヤクルトスワローズの遠征に合わせてナゴヤドームに何度か足を運んだことがありました。そんなときによく使ったのがムーンライトながらであり、大垣夜行でした。

確かに夜に名古屋を出て、翌日の早朝によれよれで津田沼に着いたときはしんどいものでしたが、それでも片道3000円以内で帰れたのは、自分にとってとても大きかったし、いろいろ見てみようという気にさせてくれる自分にとって可能性をくれる電車でした。

社会人になってからは、もはや記憶の中からはなくなっていましたが、今回こうした転勤があったこともあり、大学時代とは逆に今では自分を関西から関東に誘う快速電車として重宝させてもらっています。





■歴代 ムーンライトながらに使われる車両ガイド
●185系



2013年末から臨時快速 ムーンライトながらに使われている車両が踊り子号に使われている185系に切り替わりました。







残念ながらヘッドマークは臨時快速の文字のみ。。。。



この時代も青春18きっぷの時期の長距離移動手段として強い人気をキープしています。

 

●373系



定期運行されている日本の快速の中で、もはや一番有名だろう東海道の夜道を駆け抜ける快速。座席もJR東海の特急の車両を使用しているため快適です。ただし全座席を指定席としているため、青春18きっぷが使える時期などは、これ使えば2500円程度で関西にも行くことが出来るので非常に人気が高いです。

※残念ながら2009年の春のダイヤ改正で定期のムーンライトながらは運転が終了。臨時は183系、189系が使われているため373系のムーンライトながらは走っていません。



373系の方向幕


●183系



2003年の夏休み期間に快速「ムーンライトながら」号の補完として、183系または189系の10両編成で大垣〜東京・品川間に全車指定席列車を運転されるようになりました。

このムーンライトながら91号・92号の登場で大垣夜行快速は廃止になりました。




183系の方向幕




●165系



青春18きっぷが使える時期などに快速ムーンライトながらを補完する形で下りは品川から大垣まで、上りは大垣から東京までをムーンライトながらとほぼ沿う形で走るのが臨時快速でした。



臨時ムーンライトながらが走り始めたことで廃止になりました。




165系の方向板


■ムーンライトながら 2007年にダイヤ改正

ムーンライトながらがダイヤ改正で変わります。大きな特徴としては以下の通りです。

【上り】
・名古屋近辺で乗ってくる酔っ払いの排除のために全区間(大垣〜東京)が指定席化
・東京駅到着が20分ほど遅くなりました。

現在 ダイヤ改正後
大垣 23:19発 23:19発
名古屋 23:55発 23:55発
豊橋 00:47発 00:47発
浜松 01:14発 01:19発
静岡 02:06発 02:19発
熱海 03:12着 03:35着
小田原 03:31着 03:53着
東京 04:42着 05:05着

【下り】
・青春18きっぷ利用時のはみ出し分の値上げ。
・一部区間(東京〜豊橋)が全車両完全指定席化されることで、小田原などの途中駅から自由席扱いになるところを狙って乗車することが事実上不可能

現在 ダイヤ改正後
東京 23:43発 23:10発
小田原 01:06発 00:31発
熱海 01:24発 00:51発
静岡 02:26着 01:49着
浜松 03:23着 03:23発
豊橋 04:22着 04:10着
名古屋 06:07着 06:07着
大垣 06:55着 06:55着


●おまけその2.今は亡き、大垣臨時快速



青春18きっぷが使える時期などに快速ムーンライトながらを補完する形で下りは品川から大垣まで、上りは大垣から東京までをムーンラ
イトながらとほぼ沿う形で走るのが臨時快速です。

こちらの電車は全座席自由席になっており、夏などは大阪に向かう若い旅行客などで品川駅でごった返したり、さながら車内は満員電車になります。夏休みだったら2時間くらい前には品川駅の臨時ホームで待機するのがいいと思います。



逆に大垣からの上りは特定の日を除けば、わりかしすいており右の写真のようなコンパートメント座席に横になれたりすることもあります。そういったところを考慮すると、私はすいている時期はむしろ満員のムーンライトながらよりこっちの臨時快速の方が使い勝手がいいように考えています。ちなみに、この日は5割〜6割りの混雑度。僕は座席を二つ拝借して横になって寝ていました。



なお下りはムーンライトながらを途中で抜き去り大垣にながらより早く到着しますが、上りは逆にムーンライトながらに抜き去られてしまいます。

それと、車内ではまったく灯りが消されることはないのでご注意ください!睡眠に神経質な方はアイマスク持参をお勧めします。


●おまけ、JR東日本区間を走る抜けるJR東海373系定期列車



定期運行のムーンライトながらがなくなったことで首都圏近郊でJR東海の373系の車両も乗れないと思いきや実はJR東海道線の始発列車にまだ使われていました。5時20分東京駅発の静岡行きです。



お久しぶりの373系がホームに滑り込んできました。



青春18きっぷのシーズンのためか座席はすでに満員、結構な人が通路などに立っていました。



これを使って乗りついで行けば、名古屋には12時ごろ、大阪には3時前には到着できると思います。 なおいまだに373系が東京に乗り入れる理由としてネットで調べていたら以下のような書き込みがありました。

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373系の運用が残った理由として考えられるのは乗り入れ距離の調整です。 ある会社の車両が別の会社に乗り入れると乗り入れ先の会社に車両使用料を払わなければならないのですがJR東海の車両が東日本に乗り入れるだけでなくJR東日本の車両も東海に乗り入れています。車両使用料の収受に関する処理の負担を軽減するためお互いの車両の乗り入れ距離を調節してその差を0に近づけるようにしているのです。

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■当サイト関連ページ&お役たち情報

臨時快速 ムーンライトながら 185系 東京駅レポート

臨時快速ムーンライトながら 東京駅-名古屋駅乗車記

ムーンライトながら乗車記(名古屋駅-横浜駅)

ムーンライトながら乗車ガイド

臨時ムーンライトながら91号・92号レポート

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東京〜大阪 青春18キップ 東海道線のんびり旅行記






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