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東海道線 東京駅口で見れるブルートレイン



はじめに



東海道線の特色の一つとしては、東海道を経由して九州・中国・四国・関西を縦断できる路線の長さかと思います。そしてその特色から今日でも数多くのブルートレイン(寝台特急)が走っており、鉄道ファンを喜ばせていました。残念ながらほとんどが廃止になってしまいましたが、今でも自分にとっては良き思い出です。

今回はそんな寝台特急・急行を写真で集めたので、ヘッドマークも含めてご紹介していきたいと思います。




サンライズゆめ(臨時特急)




ブルートレインで先陣を切って東京駅に到着するのは臨時特急のサンライズゆめです。

これは繁盛期にサンライズ出雲、サンライズ瀬戸の予備編成を活用して、上りは下関から東京、下りは東京から広島まで東海道線、山陰本線を走り抜ける電車です。

この電車の特色としては、サンライズ出雲、サンライズ瀬戸に比べて関西にいくのにも京都以降は主要駅で停車するなど結構利便性が高くなっています。
 ちなみに上りでは先発した急行銀河を抜きさります。そういう意味ではらくらくシートの経済性はかなりのものだと思います。

*関連ページ サンライズゆめ 大阪→東京 ノビノビ座席乗車記



サンライズ出雲・サンライズ瀬戸(寝台特急)



四国高松に向かうサンライズ瀬戸、山陰出雲市に向かうサンライズ瀬戸を連結して走るのが、サンライズ出雲・瀬戸になります。
久しぶりに新型夜行電車の登場となってから、しっかりと鉄道ファンのハートをつかんだようです。

*関連ページ サンライズ瀬戸乗車記



はやぶさ・富士(寝台特急) ※2009年春のダイヤ改正で廃止



さくら、あさかぜが2005年のダイヤ改正で消滅した中で、最後の砦がこの伝統特急の組み合わせである「富士」、「はやぶさ」になります。

頑張って欲しいけど、ロビーカーも外されてはっきり言って居住性がダウンしているし、本当に大丈夫か心配です。

本筋と外れますが、東京にくるEF66も1日1本となってしまい、なんか寂しいですね。

関連ページ
2008 富士・はやぶさ乗車記 東京〜博多



銀河(寝台急行) ※2008年廃止



こちらは名門寝台急行の銀河。東京と大阪を結ぶブルートレインです。高速バスや新幹線などとの競合についていくことができず2008年のダイヤ改正で廃止になりました。

この列車の売りは新幹線の終電より遅くに現地を出発して、翌日の新幹線の始発より早く到着する新幹線の運行の谷間を補っているところでした。

そして運賃も急行なのでB寝台を使っても、のぞみの指定席よりは若干高くなるもののリーズナブルにくつろげるのもいいところかもしれません。
しかし個人的には上りではサンライズののびのび座席の方がポイントが高い気がします。急行銀河東京→大阪乗車記



出雲(寝台特急) ※2007年廃止



サンライズ出雲は伯備線経由ですが、こちらの出雲は京都から山陰本線を上がっていきます。城崎や鳥取などに行かれる方には便利なブルートレインです。

なお絶景の餘部鉄橋もこの出雲を使えば拝むことが出来ます、逆にいえば餘部鉄橋に良くも悪くも運行が左右されてしまう側面もありますが。

関連ページ
寝台特急 出雲廃止決定か?



あさかぜ(寝台特急) ※2005年廃止



下関から上がってくるのが、このブルートレインあさかぜです。以前は博多にも乗り入れていましたが、数年前からは本州の最西端で止まるようになりました。

ところでこのあさかぜは、サンライズ型に置き換えられるのではないか?との噂が出回っています。

実際にサンライズゆめは完全にあさかぜにかぶったコースを走っていますよね〜

最新ニュース あさかぜ・さくらの来年3月の廃止が決定しました!



富士(寝台特急) ※2005年単独運転終了



いよいよ9時台からは、九州ブルートレインが登場します。その第1番手が宮崎からやってくるブルートレイン富士です。

たまたま僕が撮影していたときにとなりに東海道線普通電車が到着して乗客が出てきましたが、やはり子供たちが興奮して先頭の機関車に集まってきました。

やはりブルートレインって、なにか人をひきつけるものがあるんだなと思います。




はやぶさ・さくら ※2005年さくら廃止



はやぶさ・さくらは、富士とならびブルートレインの重鎮になるのではないかと思います。九州ブルートレインの衰退は著しいものがありますが、出来る限り頑張ってもらいたいと思います。

なおはやぶさ・さくらはJR九州の車掌さんが乗務されています。なかなかカッコいいんですよね。
JR九州の車掌さんの制服は。

最新ニュース あさかぜ・さくらの来年3月の廃止が決定しました!



■団体特別列車
思い出のはやぶさ(番外編)



2004年2月29日〜2004年3月1日に西鹿児島〜品川間(鹿児島本線経由)で団体専用で運転されたリバイバルトレインです。

詳しくは、別のコーナーでまとめていますので、こちらをご覧ください。



懐かしの富士(番外編)



2004年3月1日〜2004年3月2日に品川〜西鹿児島間(日豊本線経由)で団体専用で運転されたリバイバルトレインです。
詳しくは、別のコーナーでまとめていますので、こちらをご覧ください。



■おまけ ある日の品川駅の寝台特急の風景










■おまけ(クリックすると写真が拡大します。)



■日記に登場したブルートレインネタ
2004年2月29日 思い出のはやぶさ 懐かしの富士

四年に一度の2月29日ですが、今日は十八番の鉄道ネタです!

実は鉄道好きにはたまらないイベントがありましたので、早朝であるにもかかわらず品川駅に行ってまいりました。

実は来月の13日に西鹿児島駅が九州新幹線の開業を伴って鹿児島中央駅に変わってしまうこと、さらに鹿児島本線の在来線の八代〜川内が第3セクターの「肥薩おれんじ鉄道」に移管されることで、鹿児島にブルートレインが乗り入れることが今度のダイヤ改正で事実上出来なくなります。

その節目にあわせて日本旅行が企画したのがすでに「大分−東京」に短縮された「富士」と「熊本−東京」に短縮された「はやぶさ」をリバイバルで「西鹿児島−東京」でフル運転するというイベントです。反響がすごかったこの臨時列車の参加申し込みは、すぐに満席になっております。

なお28日の昼に西鹿児島駅を出発して、29日の朝9時半に品川駅に「思い出のはやぶさ号」が到着したのですが、待ち構えていたギャラリーがすざましく、ごったかえして戦場のようになっていました。

混乱しないように整理に当たっていたJRの職員が切れていました(笑)

2005年1月12日 はやぶさ・さくら廃止

まだまだ先の話なんですが、JRは毎年3月頭に大幅なダイヤ改正というのをおこないます。そこで実は一般の方はほとんど知らないだろう寝台特急(ブルートレイン)のうち東京と下関をむすぶ「はやぶさ」、東京と長崎をむすぶ「さくら」が廃止になることが決まりました。

新幹線や飛行機に押されて風前の灯火と思っていたので、前から写真にだいぶ収めていましたが、やはり廃止というのは寂しいものですね。(これを読んでいる98%)の方々は理解できないと思いますが。(苦笑)

三月までに何度か東京駅に足を運んでしまうかも・・・・・(苦笑)

2006年3月19日 鉄道旅行の醍醐味(出雲廃止)

最近相次いでブルートレイン(寝台特急)の廃止が相次いでいます。先日も山陰と東京を結ぶ「出雲」が廃止されて、北海道方面はまだそこそこ残っていますが、東京から西日本に向かうブルートレインはまさに消滅寸前まで追い込まれています。

なぜこのような流れになってきたかと言うと、単純に飛行機のほうが早くて安いという理由が大きくあります。寝台列車は座席数が限られており、コスト面でどうしても一人当たりの単価がたかくなってしまうからです。

しかし鉄道旅行にも醍醐味があります。ある方が行っていましたが、飛行機・新幹線は点と点を結ぶけど、寝台特急は線で結ぶと。

日本人ももっと時間にゆとりが持てるようになればいいですが・・・・・

PS、ちなみにこの出雲を熱烈に使っていた自民党出身の防衛庁長官がいます。その名も石場茂です。(笑)

*アイコンは「駅旅・ゆけむり研究室」http://www.alpha-net.ne.jp/users2/curoka/からお借りしました。



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