淳也のホームページ(トップ)鉄道旅行コーナー(トップページへ)海外旅行コーナー(トップ)
博多どんたく・門司港・岩国・広島旅行記
4日目 広島市内を散策、帰郷編

1日目2日目3日目4日目

■いよいよ最終日

気がつけば、GW旅行も帰国日になってしまいました。



最終日になってようやく空は快晴に
帰りの新幹線を考えると、たいして時間も取れないし広島市内をぶらつこうと・・・



こちらは広島名物の広電です。新車両も増えてきました。



で、広電に乗ってやってきたのが広島平和記念公園(原爆公園)です。世界遺産にも指定された原爆ドームはある意味芸術的な美しさを見せていました。



こちらが慰霊碑になります。



そのあとに原爆資料館に行き、改めて悲劇をかみしめさせていただきました。
国際情勢などから原爆投下を正当化する向きもあると思いますが、それが広島の悲劇を正当化されることはありえない話だと改めて実感しました。


■アオギリの歌
今日、ご紹介したいのが「アオギリです」



当時、世界で初めて原子爆弾を落とされて被爆した広島では、当時の科学者達は75年間は草木は生えないと決め付けたそうです。

そんな中で被爆地から1キロ程度しか離れていなかった公園にあったアオギリが幹半分を削られながらも被爆した翌年1946年に花を咲かせ広島の方々を勇気付けたという話があるようです。

そんなアオギリに平和を託した「アオギリの歌」を広島の小学生が作り博物館でも流れていましたが、ぐっとこみ上げてくるものがありました。ちなみにこちらから聞くことが出来ます。

電車にゆられ 平和公園
やっと会えたね アオギリさん
小学校の校庭の木のお母さん
たくさん たくさん たね生んで
家ぞくがふえたんだね よかったね
遠いむかしのきずあとを
直してくれるアオギリの風
遠いあの日のかなしいできごと

資料館で見た 平和の絵
いろんな国の 人々や
私がみんなが考えてゆく広島を
勇気をあつめちかいます
あらそいのない国 平和の灯(ひ)
遠いむかしのできごとを
わすれずに思うアオギリのうた
これから生まれてゆく広島を大切に

広島のねがいはただひとつ
せかい中のみんなの明るい笑顔



そのアオギリは今でも原爆博物館のすぐ近くで元気(?)に暮らしています。 ちょっとリンリンの晩年みたいです。
まだまだ頑張ってほしいものです。




■広島平和記念資料館に関する記憶喪失・・・

ちょっと話がそれますが、今回「広島平和記念資料館で展示に関して吉永小百合がナレーターをしているガイドテープを貸し出してくださいます。」ということを新発見したつもりでした。

しかし2002年に作った広島旅行記に「吉永小百合のガイドテープが最近では聞くことが出来るとのこと。」と自分で思い切り書いていたりして・・・

いや〜私のような人間はあと5回くらいは広島に通う必要があるかもしれません。






■広島市内を散策



広島といえばカープ



広島カープの本拠地、広島市民球場は今年のシーズンが最後となります。
一回でいいので公式戦を見たかったところですが、残念ながらこの日は名古屋でのゲームで見ることが出来ませんでした。

ちなみにGW中に行なわれた試合は、広島市民球場が最後のシーズンだったこともあってか超満員だったようです。



そして、広島で忘れていけないのが、広島風お好み焼き



地元ではかなり有名なゴッドバーガー。その名の通り「神懸り」なハンバーガーが出る?



こちらがゴッドバーガーになるんですが、正直ボリュームがすごすぎてどう食べたらいいか分からずあせってしまいました。


■最後の試練 のぞみ号自由席での帰郷

可能であれば、のぞみ号の指定席をとって悠々と帰りたかったわけですが、残念ながら直前に旅行を決めたためにまったく指定席はない状態。 そこで自由席を使って帰ることになります。

ただし博多駅を始発に出るのぞみ号は、絶対座れるわけがないので1時間に1本出る広島始発ののぞみ号にのぞみを託すことにします。

で、お土産を買ってホームを上がると自由席乗車口近辺はこのような惨状に・・・



僕は腹をくくって1時間半後の広島始発ののぞみ号を待つために並びます。
その一方で博多始発の新幹線の自由席を待っている方は、放送で次のように言われていました。 「ただいま1号車から3号車までの自由席が大変混雑しております。ご乗車のお客様は4号車から7号車の指定席の通路にお立ちになってご乗車ください」と。

そもそも僕は新幹線に乗る際に高い特急券を払っているわけだから、立って乗ることなんてありえないと思っていますのでそのまま待つことにします。 で一時間後になんとか乗車ができました。



結局、車内は東京に到着するまでギュウギュウの状態が続いていました。
ただでさえ平日に通勤電車でギュウギュウになって通っている人が、休みまで高い金を払って新幹線でこのような目にあうことに悲哀を感じてしまいました。



東京駅にて。
いずれにせよ、皆様お疲れ様でした。

※のぞみ号での帰郷の様子はこちらからご覧ください。

3泊4日とショートトリップでしたが、割かし密度の濃い旅行が出来たのではないかと思います。


■最後に

実はこんな感じで国内旅行記をしっかりまとめこんだのは初めてなんです。皆様いかがでしたでしょうか?
海外旅行記もこのような形式でいくつか作っております。お時間のある方はそちらも遊びに来ていただけますと幸いです。

■ご意見・ご感想・投稿をお待ちしています。

当サイトでは、基本的に管理人が自分で行ったり、見たり、買ったりでページを制作していますが、やはりデータ的に限られた点も多くあります。

そこで実際にご利用した際の感想、さらにはこんな写真を撮ったよというのがあれば是非ご連絡いただければ幸いです。(その際に、当サイトで利用していいかどうかもお書き添えいただけるとうれしいです。)

ご連絡先はこちらまで。