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2008年 韓国・ソウル旅行記 4泊5日

2日目 板門店ツアーに参加


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■板門店ツアー参加のため、ロッテホテルへ

韓国の歴史は朝鮮半島の分断と切っても切れませんが、その象徴が韓国と北朝鮮の間に存在する「軍事境界線」上に存在する板門店となります。

ただこれは僕も勘違いしていたんですが、厳密に言えば韓国と北朝鮮の間には国境はありません。
(お互いがお互いを国家として認めてないため)

そんな板門店を訪れるツアーが外国人には解放されており、今回の旅行の一つの見所としていってみることにしました。



ツアーは日本から事前に予約をしておきました。念には念をということで



翌日3時に寝て、7時起き。 さすがにきつかった・・・、ツアーの集合場所であるロッテホテルまで地下鉄に乗って向かいます。



こちらの大韓旅行社のツアーのバスに乗って参加。二台に分かれてトータルで90人くらいいたのかな?
かなり大盛況(90%以上は日本人だけど)



バスは北に向かいます。北に向かう途中にコンクリートのトンネルが現れます。
こちらはスイッチ一つでドカーンと爆発できるようになっており、北朝鮮の進撃を防ぐためのものとなっているようです。


ソウルから板門店は60キロでたどり着くほど近いところにありますが、その途中の公園で休憩。
こちらの像は爆弾十勇士の像で、朝鮮戦争で北軍の進撃を止めるために爆弾を抱えて自爆した韓国軍兵士達をたたえたものらしいです。



昼食は、寂れたレストランでプルコギを食べました。スープがえらい冷めていたような・・・




■DMZエリアにいざ突入

板門店の周りはDMZ(非武装地帯)とよばれており、パスポートチェックなどを受ける必要が出てきます。
なおここからは写真撮影がなどに制限がかかってきます。
ちなみに下の写真は統一で観た写真の一部、南北が分断されたことで多くの家族が離散家族ということで分断されてしまいました。

そんな中で韓国側の親族が北朝鮮側の親族に向けて、なくなったときなどお参りに38度線の近くで祈りをささげているようです。



そして統一祈願・・・ 東西対決の最後の悲劇です。



さて、バスはいよいよ連合国の軍事拠点などを通過していよいよ板門店の近くにまできました。



いったんバスで降りて写真の建物の中で、板門店の歴史について30分ほど講義を受けました。
その後は↓の写真のような書類に署名を求められます。



ガイドのおばさんが、皆さん英語読めなくても大丈夫ですよーようは死んでもいいですと書いてあるだけですからといって叫んでいました。
その割には、すぐ近くのグラウンドで米軍が野球をやってリラックスしていたりするわけですが。


いよいよ北朝鮮の旗が見えてきましたー

※ちなみに韓国と北朝鮮の軍事境界線のすぐ近くに「自由の村」があり、そこには民間人が200人ほど住んでいます。
なお彼らには税金の免除かつ徴兵の免除があたえられているとのことです。

ガイドによると平均所得が1000万円近くあり、裕福な農民だと皮肉っていました。
まあ北朝鮮が攻めてきたら、まっさきにやられてしまうというリスクを抱えながらになっているんですが。


■ニュースや教科書でみた板門店が目の前に

いよいよ皆さんもどこかでご覧になった板門店に到着です。
ガイドには絶対に北朝鮮側の人間に手を振るなと釘をさされます。
写真の古い建物は北朝鮮側の板門閣になります。



板門閣側からは北朝鮮の兵士が望遠鏡でこっちをじっと観ていました。



※以前、日本から北朝鮮の渡航が認められていたときは、北朝鮮側から板門店に行くツアーがありましたが今は理論上は日本人は参加できません。

なお下の写真は警備の風景です。



建物の中でも憲兵さんが目を光らせています。



俺はこんなシーンは見なかったですが、交代時にはこんなシーンもあるのかな。



最後の写真は、映画JSAで有名になった帰らざる橋になります。



もしもこのページをご覧になっている方で、これから板門店にツアーで参加される方がいらしたら、是非↓JSAをご覧になっていただければと思います。

現実的にはありえない話ですが、南北関係を知る上で象徴的な内容となっている傑作です。

映画のボーナスシーンで韓国側のPMと北朝鮮の兵士が記念撮影をしていましたが、そんなシーンが実際に見られることを祈るばかりです。


■その後は明洞で・・・・

ツアー終了後、ロッテ免税店をぶらり(為替が1ドル=100円程度まで円高が進んだことでかなり魅力的な買い物が出来る感じになっています。)

その後は夕飯を食べるために明洞をぶらつきます。



それにしても日本語は多し、感覚は新宿を歩いている感じそのものです。



とりあえず豚の焼肉に本日は決定。



一人で入ってみたものの、最低オーダーは二人前からだとか・・・ 食べましたよ、頑張って。
それでも日本より全然安かった気がしますw

さすがに疲れも出たので23時ごろには寝ていました。

3日目に続く


(コラム)スターバックス事情@韓国・ソウル



韓国ソウルに3月にいったんですが、残念ながら心を揺さぶるようなタンブラーに出会うことが出来ませんでした。(置き場所もなくなってきてるから慎重なんです)

※正直、ヤフーオークションでも買えちゃうしw



びっくりしたアイスラテもご覧のようにカップにフォルダー(?)が着いてきたことです。日本ならせいぜいホットに時々ついてくるくらいですもんね。



なお韓国のスタバの値段は結構高いです。正直1ドル=100円ぐらいのタイミングでもアイスラテの日本円換算ベースで日本価格を上回っていたと思います。




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