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和歌山・紀伊半島の旅(熊野古道・那智の滝)
1日目 青春18きっぷで紀伊半島〜潮岬・新宮速玉大社

1日目2日目


■はじめに



2004年に熊野古道が世界遺産に登録されこの年のブームになっていました。紀伊半島というと「なんか交通アクセスが不便」という先入観が強く、関西に住んでいたときにも南紀白浜には行ったもののえらく疲れた印象しかありませんでした。

しかし時刻表をめくっているうちにいろいろ工夫すれば土日でいろいろ見れるだろうという結論に達しました。

そしてとある7月の金曜の夜に旅行がスタートしました。




■関西本線・紀伊本線をつたって紀伊半島へ



いよいよ名古屋からローカル線で乗り換えを重ねながら紀伊半島に向かいます。
まずは亀山行きの普通列車で、亀山まで行きます。



終点亀山からは、鳥羽行きの普通列車に。ここらへんからローカル度合いが増してきます。



松坂牛でおなじみの松坂にやってきました。ここで三回目の乗り換え



快速みえに乗ります。競合する近鉄との対抗電車として活躍しています。



四回目の乗り換えでようやく新宮までいける普通列車にたどり着きました。しかしここからまだまだ長い。4時間近い長旅になります。



鈍行でのんびり走っていましたが、二時間ほどすると熊野灘を脇に走ることになります。ようやく来たなという感じです。



途中熊野市駅で長時間停車などをしながら



最初の目的地の駅、新宮駅に到着です。


■熊野速玉大社



正直たどり着くだけでばてきっていたんですが、頑張って次の電車が来る一時間の間に駅から歩いていける熊野速玉大社に向かいます。



熊野三山の一つにもなっていますが、あざやかですね。



あわただしく新宮での滞在を終えて、続いて串本行きの普通電車でさらに紀伊半島を進みます。



先頭車両の眺めを満喫!



とある駅で撮った写真。ビーチが目の前にあります。



綺麗な海岸線にそって進みます。


■日本最南端の台風中継でおなじみの潮岬



本州最南端の串本駅に到着しました。



ここから台風中継でおなじみの潮岬にタクシーで向かいました。

その運転手の方はえらいこの潮岬のいろいろなことを教えてくれました。実は穏やかな波のときよりも"台風が直撃したときの潮岬は絶景だと。僕は「ほんまですか(得意のえせ関西弁)〜こんな絶壁で台風で大波が押し寄せてきたら、怖くないですか?」と聞いたら、「もう慣れたは」とおっしゃっていました。俺だったらビビッテ逃げているだろうけど。

何はともわれ、ようやく潮岬にある灯台にたどり着くことが出来ました。早速よじ登ると、黒潮が強く吹き付けてきました。ちなみに潮岬の緯度は八丈島と同じ位置にあるだけに、やはり暑い(泣)灯台から眺めることが出来る景色を見て感じたのは”地球は丸いな〜”ということだけでしたね(嘘)



ちなみに串本市とトルコには友好の歴史があります。

串本とトルコとの友好は、1890年にエルトゥールル号が樫野沖で遭難した際、地元住民が乗組員の救助に当たったことがきっかけ。事故後、樫野に遭難慰霊碑を建て、5年ごとに海軍総司令官も参列して追悼式を開催。駐日大使や武官が在日中に慰霊するのが慣例になっている。事故から120周年にあたる2010年には「トルコにおける日本年」としてトルコで交流事業が計画されている。(紀伊民報より)

なんと2008年にはトルコ大統領が串本を訪ねたとか・・・・すごい・・・



潮岬です。なんか迫力があります。天気が悪かったこともありますが・・・



実はこの1週間後に台風が潮岬にやってきたんですが、そのときの様子をテレビでみて迫力に絶句。

asahi,comより

気象庁によると、強い台風10号は31日午前0時には和歌山県・潮岬の南約180キロにあり、時速10キロで西に進んでいる。同日正午ごろには、高知県・室戸岬の南南東約90キロを中心とする半径110キロの円内に到達する見込みで、このままの進路が続けば、四国から九州にかけてのどこかに上陸する可能性もある。台風の進路に当たる地域では、大雨への警戒が必要だ。(31日台風が接近した際の潮岬)




潮岬灯台です。



近くにタワーなるものがありましたが、がらがら・・・



今日の観光も一通り終えて、宿泊先にしていた紀伊勝浦に向かいます。そのときの車窓から様子です。 この後は紀伊勝浦の商店街で御寿司を食べて戻りました。ハードスケジュールなんで明日も早くおきなければなりません。

2日目に続く


■おまけ 紀勢本線50周年記念号



紀伊半島を周回して三重県亀山市−和歌山市を結ぶJR紀勢線(384・2キロ)が全通50周年を迎えた2009年7月15日、白浜町の白浜駅で3本の特急列車などが勢ぞろいする記念イベントが催され鉄道ファンを喜ばせた。

新宮発京都行きの特急オーシャンアロー22号が午後2時半過ぎに1番ホームに滑り込むと、2、3番ホームに先着していた特急くろしお15号、快速紀勢本線全通50周年記念号とぴたりと並んで停止。2番ホームの先端で、約40人の鉄道ファンがカメラやビデオカメラに姿を収めた。




東京・名古屋・大阪発 青春18きっぷ活用プラン例

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