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関西転勤報告書!

PART−1 さよなら関東編

不安たっぷりの旅立ちの朝(実家のマンションの前で)

関西転勤報告書Part−2 ありがとう関西編はこちら


1、2001年4月2日(月) 運命の日

 いつも通り、当時働いていた新宿支店に行き朝礼が終わると支店長から突然の呼び出しをうけた。「転勤か〜」そう一瞬思ったがなんとか首都圏内でおさまればと思い支店長の前まで行ったが、そこで言われたのは「関西の○○支店!」と無情な通告!しかも一週間後には引越しを完了して向こうに出勤との通告。 
 そのときの僕の表情は同じ支店だった金子先輩に言わせると「ひきつっていたらしい」 動揺したままの状況で両親や友人関係にも電話をするが、みんな驚くし、すざましく気を使ってもらっていた様子をありありと感じた。そんななかで一番言われた慰めのお言葉は「(当時開園間近だった)ユニバーサルスタジオジャパンにいけるじゃん!」というのが一番多かった。(泣)
 それにしても会社の準備のいいこと、転勤辞令が出た日にしっかり関西の支店の名刺は渡されるは引越し業者は紹介されるはで、おい!俺は電波少年の素人芸人か!と叫びたくなってしまった。関西ははじめて、一人暮らしも挙句にはじめてのはじめてづくしに俺はどうなるんだと正直不安を抱えてのスタートだった。



2、激動の4日間 4月3日(火)〜6日(金)

 4月2日に辞令が出て、4月9日には引越しを完了して出勤しなければいけない状況。あわせて、仕事の引継ぎ。さらにはありがたいことに送別会をやっていただくこともあって連日12時に家に帰って、その後は母親にも手伝ってもらっていましたが、引越しの準備を2時から3時ぐらいまでやって。3時間くらい寝てから会社に行って引き継ぎ業務をするというすざましいハードスケジュールを残された日々こなしていことになりました。ただ送別会なんかをやっていただいて本当に有難かったし、感極まって泣いてしまったこともありました。
 ちなみに住むところは、とても下見に行っている時間などなかったのでFAXで案件を取り寄せて間取りなどで判断して選ぶという博打になってしまい当日みるまですざましく不安な日々を過ごすことになりました。

支店の送別会で最後は脱がされました・・・・・

転勤が決まってからカメラを持って中野の桜を撮影

3、最後の晩餐 4月7日(土)

 なんとか荷造りをして引越し業者にお昼過ぎには受け渡しをすることが出来たのは関西を経つ前日でした。出発前日だということもあり、両親と船橋にあるうなぎ屋さんに食事に行きました。しかし、これがお葬式みたいな雰囲気になってしまい、盛り上げなければと思ったのですが全然駄目でした〜





4、いよいよ!出陣! 4月8日(日)

 お昼11時30分発の東京発新大阪行きの新幹線でいよいよ関西にむかう日が来ました。友人がふたりほどプラットホームに見送り来てくれたのでビールで乾杯した後いよいよ僕を乗せた新幹線は走り出しました!ただ東海道新幹線自体は過去24年間で二回しか乗車したこともなく、多少舞い上がっていましたし、お酒の酔いが回ってきたこともあり気がついたら爆睡していて、起きたら浜松を通過していました。

約10年ぶりの新幹線乗車 初めての梅田駅の広さには感動

 3時ちょっと前にとうとう新大阪駅に到着。なんとか在来線で大阪駅に移動して、次は乗り物大百科でしかみたことがない阪急電鉄に乗り換えになります。阪急電鉄に乗って、中で飛び交う関西弁を聞いて「いよいよ関西に来てしまっただー」という実感みたいなものがわいてきました。

 最寄り駅の西宮北口駅について早速案件の地図を見ながら歩いていきました。しかし徒歩10分とあるのに歩いても歩いても全然到着しない。気がついたら15分近くかかりました。幸い思ったよりきれいな新築のワンルームマンションだったのですが。


 僕がついた頃に東京からの荷物もちょうど来ていたので、早速荷物を部屋に搬入してもらう作業に取り掛かりました。しかし、驚いたことに僕がつくなり、見知らぬ男性がやってくるではありませんか〜新聞屋さんです。どっから俺の転居を聞きつけたのか知りませんが、あっというまにビール一ダースを粗品に日経新聞の契約を結ぶことになってしまいました。

 搬入を終えて、一息ついてから大家さんに地図をもらって近所に買出しに行きましたが、たいして食べるところも見つからず、結局ほかほか弁当の「しゃけスペシャル」が記念すべき関西転勤後はじめての食事になりました。

 結局、12時くらいに一段落ついたのですが、明日の初出勤への不安も考える余裕もなく、疲れて寝込んでしまいました。(続く・・・・・・・)

転勤した頃の部屋(今はだいぶ汚くなりましたが)


2003・4・26作成

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