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2002年お正月の過ごし方in北京

(少し、改造H14・9・28)


笑顔だったのか恐怖で引きつっていたのか〜
(万里の長城にて)



Part-1 一杯1600円のジントニックに仰天する。

 2001年から2002年の年越しにかけて北京で過ごしていました、僕は生まれて25年目で初めて海外で年越しを迎えましたのですが、そのときの模様を書きたいと思います。まず大晦日ですが、夕方はユースホステルの同部屋にいたイギリス人の兄ちゃんと京劇を見に行っていました。それを見終えてからユースホステルで知り合った日本人数人にイギリス人で飲んで年越しをしようという話になっていたので、北京でも垢抜けた地区「三里屯」のバンド演奏があるバーに行きました。ちなみに中国は旧正月がメインなのですが、西暦のほうの正月はメインではないのですが。さて、問題はここからです、まず入場料を取られました、これが80元(1400円くらい)、いくらプレミアム価格だといっても中国の物価水準で考えたらおかしいだろ!と思ったりしたんですが、しぶしぶ払って入りました。ちなみに中は超満員。そんな中でドリンクをオーダーしたんですが、僕が頼んだビールが一杯50元(800円くらい)。うそだろーと思ったら本当にとられました。極めつけは一緒にいたケンさんがジントニックを頼んだら100元(1600円くらい?)、そんなに中国のジントニックはありがたいものなのか?とくらいついてやろうかと思ったけど。僕は外国人だからってぼられたんだと思っていますが真相は闇の中…

 さて、飲んでしばらくするとライブがはじまった。もちろん北京語で歌っている。ボーカルは香港の人気女優ケリーチャンにそっくりな女性(というか、化粧は真似ていた気がする)が歌っていた。そんなことをしているといよいよ北京時間で午前0時をさそうとしていた。実は僕たちは自分たちの時計でおよそ今年越しをしただろうと判断して乾杯したのだが、あきらかに年越しをしただろう時間から三分もたって急にバンドが年越しのカウントダウンを始めたのである。すると観客も盛り上がって10カウントをしたのだが、いい加減なと思いつつ騒げるからいいかなと思って、もう一回あけましておめでとうーをやった。それからはバンドの演奏もはげしくなってきたのだが、突然ネクタイをしたサラリーマンのおっちゃんが机によじ登ってなんと踊り始めた。どこのサラリーマンも弾けたい時ってあるんだなと妙に親近感を持ってしまった。(僕は紳士なのでそんなことはしませんが

元旦明けの天安門。ちょっと幻想的ですよね。 YHの前のホテル。ちょっと奥が国鉄・北京駅があります


Part-2 初詣ならぬ初長城参り(The most dangerous part of the wall

 前日、結局寝たのは明け方の3時ぐらいだと思うが、元旦は朝7時に起きた。というのも初詣ならぬ初長城参りをするためYH主催の万里の長城ツアーにもうしこんでいたからです。ちなみに日本でこの旅行を計画していたときから、元旦に万里の長城に行くのは決めていました。だから、ユースホステルで片っ端に声かけまくって巻き添えをつくったのですが。さて今回行った万里の長城は、黄花長城という実は「地球の歩き方」などの日本のガイドブックには紹介されていない、ポイントなのである。ちなみに外国人の旅行のバイブルであるLonely Planetには、次のような紹介が載っています「万里の長城で、一番危険な部分」と。嫌な予感が。

 確かに今回の長城は、前回と違って観光客がいない。というか地元の人の通行路でもあったし、途中で農民に通行税とかいってお金取られたし。(笑) 道も観光用にもぜんぜん整備されていないのから、山登りをする感じです。道はがたがたで前の人が石を転がしてくるはで、はっきり言って文書にしてもいかに激しいかはわかっていただけないと思うけど、正直正月からなんでこんな目にあうんだーと思ってしまったくらいきつかった。(苦笑)。ただ山頂から万里の長城を眺めたが、景色は正月に富士山を眺めた去年をはるかにしのぐいいものだったと思います。まあ、絶景を見ながら今年はいい年にするぞと願掛けをしたのですが。ぼくをはじめ年越しパーティーを参加したメンバーは帰りのマイクロバスでは爆睡していました。
まあこんな感じで大晦日から正月を過ごしたんですが、忘れられないお正月になりました。

足ががたがた震えた下り道、というか這ってしまったけど。

Special Thanks to Ken, Sam, Yoko, Kanako


おまけ ちょっと洒落たお土産に Starbucks Goods in Beijin はいかが? (2002年11月30日追加!)

まだまだ中国のお土産は粗悪品が多くてそのときは良くてもセンス・実用度を考えるとなかなかいいお土産がないです。そんなときはスターバックスを利用されてはいかがでしょうか?特に北京のスターバックス限定のTシャツ・タンブラーはイラストデザインなどがかなりいけていて良いですよ!




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