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冬の出雲・松江紀行 木次線に揺られて



亀嵩駅 サムネイル写真集公開!!(クリックしていただくと写真を拡大してご覧になることができます!)



1 木次線とは?

  標高最高地点で731メートルの島根−広島の県境を越える山岳鉄道で、近年は三段式スイッチバックやトロッコ列車、亀嵩駅そばなどで見事に観光路線として山陰観光の大きな目玉になりました。今回は出雲観光が早く終わったのと、本数が少ない木次線と奇跡的にダイヤがかみ合ったので亀嵩駅の割子そばを食べるのを目標に乗り込んでみました。(青春18きっぷ使用日なのでタダで乗れるし。笑)

松江駅には、本数が少ない木次線の
案内が出ていました。

2 木次線乗車記

 早速、1両編成の木次線に乗りました、やはり青春18きっぷが使える時期にあたるだけあって観光客が多かったです。
 中では、木次線限定のオレンジカードを販売していました。(さすがJR商魂がたくましいです。ただ、残念なことにあまり売れていませんでしたが。)
 あれこれしているうちに出発しました。程なく電車はゆっくり標高をあげながら奥出雲の中に進んでいきました。






 木次線の旅路はクネクネしています、お金のかかるトンネルを作らなかったかららしいです。しばらくすると車窓も程なく雪景色にそまり、山陰本線では拝めない雪景色が現れてきました。それにしてものんびり田畑の中を走っていく、この電車に乗っているとまるで観光用トロッコに乗車しているような錯覚に陥って来ます。僕も頑張ってデジカメでシャッターをきり素晴らしい雪景色を撮ろうと努めました。



3 全国で一番有名な無人駅 亀嵩駅

 松本清張の「砂の家」にも出てきた、日本で一番有名な無人駅は今でも駅事務所を使って手打ちソバ屋さんをしています。今は木次線の本数が少ないこともあり、Take Out用のそばを事前に頼んでおけば、亀嵩駅に電車が着いたとき代金引換でそばをもらうことができます。

 もともとこの商売をはじめた杠さんはいませんでしたが、変わって息子さんが奥さんとお店をしていらっしゃいました。今では、木次線の乗客だけではなく車で亀嵩駅に直接おそばを食べに来る観光スポットになっています。
お孫さんもいたけど、その子が大人になるころに木次線がどうなっているのか思いを馳せてしまいました。

年月を感じさせる看板 車で来る人用に駐車場も完備です。
割子そば 松本清張さんが取材したときの写真

4 終わりに

 正直言って今回は12月というちまたに言われていたシーズンからはまったくづれた訪問になってしまったので、期待していなかったのですが、田畑などに降り積もる雪景色などを見ているとまったくの杞憂でした。今度はシーズン中に運転されるトロッコ列車「おろち号」に是非乗れたらいいなと思います。



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